読書感想文:スコット・ラファロその生涯と音楽
図書館で借りたら思ったより分厚い。。
ベースを弾いたのは18歳から交通事故で亡くなる25歳までのわずか7年間。ビルエヴァンストリオ。
<<イスラエル>>ここでは誰も拍子を出していない。にもかかわらず、聴き手は常に拍子を感じることが出来るし、彼らも自分たちがどこをやっているのかを完全に意識を共有出来ている。
魔法ですか。。
まだ読むの途中ですが、ウッドベース の右手と左手についても書かかれているので、実際に弾いている人の方がわかりやすく読めそうかも。
ベースアンプの開発によってそれまでより大きく弾かなくても良くなったので、プレイヤーは右手ツーフィンガーで格段に早く弾けるようになったが、楽器の鳴りは減ってしまったというくだりがあります。
僕はあんまり早く弾けないってのもあるけど、やっぱりしっかり楽器を鳴らすのを意識しようかな。
後書きに書いてあるスコット・ラファロの言葉
「僕のいまの課題は、もっと幅広い音楽を演奏できるよう、楽器を自在にあやつれるようになることだ。自分の考え方は、現在一般的に受け入れられているものとはかなり違うので、僕は時どき、自分は本当にジャズ・ミュージシャンなんだろうかと思うことさえある」