読書感想文:技巧派ベーシストになるための思考と練習法を読んで 瀧田イサム著
改めて標記の本を読んだところ、
たくさん学びがありました。
忘れっぽいので書いてみます。
まず前書きにも書いてあるのですが、
この本は普通の教則本とは違って"読む"教則本です。著者の経験をたくさん取り上げてくれてとても参考になります。
本文は大きく分けて心技体の章に分かれています。
心の章で、勉強になったことは練習は好きな曲を弾くのが練習ではなく苦手なことを克服するために行うものであるということ。自分で苦手な部分を見つけて練習メニューを考えるのも練習。
因みに最近僕は最近ドレミファソラシドをテンポ100のウラで弾くのを日課にしています。
技の章で、勉強になったことは著者の経験で見出されたピックの持ち方が参考になりました。また普段からスリーフィンガーを練習していたから人差し指を折っても残りの指で演奏できたというエピソードはすごいと思いました。
体の章で、勉強になったことは十分なストレッチです。ベースを弾くことは運動すること、今にも走り出しそうな十分なストレッチをされていました。知ってはいてもストレッチ出来ていなかったのでやろうと思います。
終わりの方で、なんでも出来るのではなく自分の軸を持つことが大事と言われていました。
今の自分は軸がなくてなんでもやってる感じなのですが、ジャズは難しすぎるのでビッグバンドとJ-POPができるようになったら良いかなと最近思ってます。
以上簡単に書きましたが、タイトルにあるように技巧派だけではなく参考になる事がたくさん書いてあるので、また読み返したいと思います。